数年前にSNS等で若者の間で流行が起きたチープカシオ。
自分もその流行に便乗した1人です。
今では4本のチープカシオを持っています。
チープカシオ自体は数十年前から販売されているCASIOの腕時計で、
流行の前から愛用していた人は沢山いるでしょう。
なぜチープカシオの人気が再燃し、若者の間で流行したのか、
今、チープカシオに注目してみたいと思います。
“CASIO”という信頼できるブランド
CASIOと言えば知らない人は居ない程のブランド認知度と、信頼性の高さがあります。
特にG-SHOCKやオシアナスと、
ミドルクラス、ハイクラスの腕時計の人気、信頼性は抜群と言えるでしょう。
そんなCASIOで『低価格で高品質、しかもオシャレな腕時計』があると知れば、若者の間で流行るのは至極当然の事ですね。
1,000円というプチプラ
腕時計のセレクトショップでは約4,000円で見かけるチープカシオ。
オシャレな店舗で、綺麗なショーケースに入っている様は、
決して安っぽく見えずに、4,000円の価値があるように見えます。
が、実際は、ホームセンターやネットで購入すれば1,000円前後です。ものは同じなのにね。
数十年愛される、普遍的なデザイン
流行は最近の出来事ですが、チープカシオ自体は20年以上変わらず愛されています。
特に「F-91W」は1991年の発売から、細部の改良を受けながら今でも生産が続いています。
- F-91W
元祖チープカシオ。
安っぽくみられがちだが、品質は折り紙付き。
- MQ-24
チープカシオの代表格。
太いフォントの文字盤は視認性が高く、可愛らしい印象。
無駄のないシンプルなデザインは男女問わず人気。
どんなファッションにも邪魔をしないデザインで、僕も着用率高めです。
ブラック×ゴールドの文字盤もシックでカッコいい印象。
なぜチープカシオを選ぶのか
信頼のブランド、安さ、視認性などと、1,000円の中に良さが凝縮されていますが、
個人的には、ミニマルなデザインとボディの薄さが、僕がチープカシオを選ぶ理由です。
機能もデザインも必要最低限な作りで、無駄は一切なく、
薄さもG-SHOCKと比較すると、かなり薄く感じます。
もちろんG-SHOCKも頑丈でかっこよく、流行り廃りのないデザインで、多くのファンがいます。
ですが、ゴツい。何よりゴツい。
G-SHOCKも普遍的で長く愛されていますが、意外と似合う似合わないがハッキリとしています。
体が大きく、ガッチリといた体型の人は似合いますが、
体が細く、腕も細い人はあまり似合うとは言えません。
僕もその内の1人で、G-SHOCKに憧れて試着してみたら、G-SHOCKが浮いて似合いませんでした。
その点、チープカシオは、文字通り“チープ”と感じる人がいるかもしれませんが、
ミニマルなデザインでボディが薄く、腕時計としての主張も薄く、
万人に似合うと言えるでしょう。
以上、
一時の流行が落ち着いたチープカシオに注目してみました。
単純に安いからという理由以上に、デザイン性や視認性などの魅了が詰まったチープカシオは、
これからも何十年と愛され、また次の世代の若者の間で流行が起こる事でしょう。
長年変わない良さが、そこにはあります。